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日本特別ニーズ教育学会第30回記念研究大会へのお誘い

 会員の皆様

 日本大学文理学部教育学科の髙橋智です。

 現在、日本大学文理学部を会場に、2024年10月19日〜20日(18日に前日プログラム)開催の日本特別ニーズ教育学会第30回記念研究大会の準備を進めております。会場の日本大学文理学部は東京都世田谷区にあり、最寄駅の京王線下高井戸駅から徒歩7分ほどのアクセスの良い場所にあります。

 今大会の第一の特徴は、第30回記念研究大会ということです。その記念行事としてシンポジウム「なぜ日本特別ニーズ教育学会を設立したのか:学会創設のレジェンドが語る」を企画しています。日本特別ニーズ教育学会会員も大きく世代交代して、30年前の学会設立について知らない方が大半であり、本学会創設の歴史的意義・役割について明らかにし、継承していく必要があります。30年前の学会創設に深く関わった窪島務氏(滋賀大学名誉教授)、荒川智氏(茨城大学名誉教授)にご登壇いただき、私も参加して、なぜ日本特別ニーズ教育学会を設立したのか、その歴史的意義・成果や今後の展望について明らかにしていきたいと思います。

 第二に、本学会は設立当初から当事者視点・参加が大きな特徴でしたが、今回もその観点から、革新的な研究・実践に取り組む専門家とともに当事者の方々をシンポジストにお迎えして、課題研究シンポジウム「当事者の視点から探る知的障害者の「学び」の本質と知的障害教育の課題」が設定されています。①信田敏宏氏(国立民族学博物館教授)「知的障害当事者の知性と知的な『学び』の意義」、②柴田保之氏(國學院大學教授)「知的障害当事者の声なき声と内面世界から探る『学び』のねがい」、③船橋秀彦氏(福祉型専攻科シャンティつくば)「青年期教育から問う知的障害教育と『学び』の本質的課題」、④当事者A氏(高齢者施設職員・療育手帳所持)、当事者B氏(一般企業・療育手帳所持)「当事者の視点から探る知的障害者の「学び」と生涯発達」。

 第三に、会場校の日本大学文理学部は1901年開設の高等師範科(のちの高等師範部)が起源で、中等教育の教師教育・教員養成に120年以上の歴史・伝統を有しており、そのリソースに基づき、昨年2023年度に文理学部教育学科に「特別支援教育課程(特別支援学校教員養成課程)を開設しました。老舗の私立大学らしい特別ニーズ教育の研究・教育をどのように創造し、実践していくのかを探るために、教育学科(西牧謙吾教授・田中謙准教授)と社会福祉学科(高石啓人助教)のコラボレーションとして、準備委員会シンポジウム「特別ニーズ教育と福祉・医療との結節点」を準備しております。

 第四に、2018年の第24回研究大会(大阪体育大学)にならい、10月18日(金)に「日本特別ニーズ教育学会第30回記念研究大会前日プログラム」を準備しているところです。都内開催ゆえに、歴史・伝統ある知的障害者施設・精神病院・特別支援学校等の資料室、少年院・少年鑑別、最先端の研究機関の見学等を予定しています。参加資格は第30回記念研究大会に参加登録をした方です。とくに特別ニーズ教育・特別支援教育に関心のある若手(高校生、大学学部・専攻科・大学院修士課程の学生)の皆様にぜひご参加いただきたいと考えております。近く、ご案内できると思いますので、ご期待ください。

 なお番外編ですが、初日19日(土)の夕刻以降、懇親会を準備しております。日本大学文理学部から徒歩数分、文理学部御用達で教員・学生の日常的なたまり場でもある居酒屋「たつみ本店」(日大通り商店街)3階を貸切で行います。昭和の香り満載の居酒屋で、大いに交流したいと考えております。定員60名で先着順ですので、お早めの申し込みをお願いいたします。

 なお、日本特別ニーズ教育学会第30回記念研究大会の申し込みは、以下のURLおよび日本特別ニーズ教育学会第30回記念研究大会チラシをご覧ください。 なお、第30回記念研究大会への参加者拡大のために、関係する学生・教職員・保護者の方々に適宜チラシを配布いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

​【お申込みは以下リンクからお願いします】

https://peatix.com/event/4034886/view

 

 

 

 







※大会案内はこちらからご覧ください。

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